人は人によって傷つき、人によって救われる

大げさなタイトルですみません

今日は言いたいことを言わせてください

(いつもか、、、)


10数年前、就職活動していた時に講師から言われた言葉

「あなたのせいで、誰かの人生が狂っている」


インターン先の採用試験に(まぐれ)で最終試験まで進んでしまった私

当時インターン先は第一志望の業界ではなかったものの、

気付いたら、最終試験


就職氷河期を言われ、圧迫面接は当たり前

学校からの指導で

・最初に内定が出た会社にしか就職してはならない

・内定は辞退できない

・進行中の1社の結果が出るまで他社に進んではいけない

など、大人の事情による理不尽な就職活動が横行していた


最終試験の日を前に「辞退をしたい」と講師に申し出たところ

「あなたのせいで、誰かの人生が狂っている」

と言われてしまった

確かに、一緒に受けた同級生は(採用された2人を除き)皆、

最終試験よりも前に不採用となり、私を羨んでいたのは事実

ただ、やっぱり第一志望ではなかった


結果から言えば、最終面接4名のお偉いさんの前で

「すみません、御社は第一志望ではありません」

的なことを言い放ち、見事不採用となった

今も当時も、インターン先には大変申し訳ないことをしたけど

やはり、その道には進みたくなかったし、その後第一志望の業界で就職が決まった

(インターン先は数年後にビルの建て替えとかで、

従業員は他店舗へ異動になったり、退職した人もいると風の噂で聞いた)


私が採用試験を受けなれば、誰かが先に進めたのだろうか

たらればの話をしても、仕方のないことなんだけど、

ここ数日、

「あなたのせいで、誰かの人生が狂っている」

この一言が頭から離れず、自分の存在意義ってなんだろうと心底苦しんでいる

私がいることで誰かの人生が狂うのならば

いっそ私なんてこの世からいなくなってしまえばいいのではないか?

とさえも思ってしまう

別に病んでもないけど、なんでこんなことを言われなければならなかったんだろう

と自問している


「あなたのせいで、誰かの人生が狂っている」


「あなたのせいで、【Aさん(など特定の誰か)】の人生が狂っている」

と言われたら、少しは納得できたと思うけど、

【誰か】なんて不特定多数の人生なんて、責任負えないよ


その後、その講師とは大人らしい表向きの間柄を保ち、卒業した

卒業後数年は仕事の関係で何度か会う機会があったけど、

業界を離れてからは一度もお会いしていない

10数年経った今でも、彼女の一言に私が苦しんでいることは知らないだろうし、

言ったことすら覚えていないと思う



傷ついた話はここでおしまい

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