きままシネマ148「パブリック 図書館の奇跡」

「パブリック 図書館の奇跡」

(The Public)


Filmarksさんのオンライン試写会に当たりまして、鑑賞


実際に起こったエピソードを元に長い年月をかけて製作されただけあって、

内容に矛盾やこじつけがなく、深みのある久々の良作だと思います。


真面目な図書館員として働き、トラブルや揉め事も穏便に済ませようと努力する

主人公スチュアート(エミリオ・エステベス氏)

ホームレス達の占拠に戸惑いながらも手を貸してしまうのには、彼自身の過去が関係していました。 図書館に救われた彼だからこそ、他のホームレス達にも図書館が再起のきっかけになってくれれば

と願うのではないかと思います。


最近はエリートだったり、退役軍人だった方がホームレスになることも多く、

アメリカでのホームレス問題の深刻さが窺える作品です。

(映画でも、ドラマでもよく取り上げられる問題ですね)

ドキュメンタリーのようでもあり、

クスッと笑えるシーンもあり、

時にほろりとするシーンもあり、

うまくまとめられていると思います。


アレック・ボールドウィン氏演じる交渉人と息子のエピソードは

もう少し膨らみを持たせて欲しかったです。 

尺の問題でしょうか


次期市長候補(クリスチャン・スレーター氏)と選挙広報陣営が

戦略を練るシーンではいただけない発言があり

いくらジョークとはいえ、個人的にちょっと不快でしたね。

(何と言ったかはここでは控えます)


フレッシュトマトとバジルのピザ、美味しそうで食べたくなりました(笑)


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余談ですが、私自身図書館が好きで利用します。

が、本作同様ホームレスの方が多く、ニオイがこたえます、、、 

どこの国でも同じような問題があるんだなとは思いますが、

解決の糸口が見つかることを願います、、、




画像は @filmarks_official アプリより

いつもありがとうございます


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